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コーヒー(タンザニア)

料理名(日・英・現地語)


コーヒー(タンザニア)(日本語)
kahawa (スワヒリ語)

食されている国や地域


タンザニア(北部高地・南部高地)




この料理って?


タンザニアはアラビカ・コーヒーの生産地として有名で、とくに北部高地の「キリマンジャロ」の名は広く知られています。コーヒーは輸出用の換金作物で、ほとんど自家消費することはないのですが、最近、生産地では自分たちで加工・料理して飲む機会が増えているようです。

材料 2~3人分


コーヒー(乾燥生豆)
ひとつかみ

500cc程度

砂糖
好みで



調理手順


1)乾燥した生豆を杵と臼で搗き、外側の殻(外皮+内果皮)を取る。

杵と臼での殻を取る作業

2)鍋やフライパンなどで焦げすぎないように煎る。

コーヒー豆を煎る

3)再び杵と臼で搗いて、豆を粉にする。篩いにかけて豆が残っているようなら繰り返す。

篩いにかけた後のコーヒー

4)鍋に粉にした豆と水を加えて加熱する。
5)充分コーヒーが煮出された頃を見計らって火からおろし、濾してカップに注ぐ。好みで砂糖を加える。


コーヒー豆の収穫風景



フィールドメモ


日差しの暑い日、村々を歩き回って疲れていた時、ある家でコーヒーを振る舞われたことがありました。豆を煎るところから作ってくれたコーヒーは、しみじみおいしいと感じました。村の人びととかまどを囲みながら飲む「本場のコーヒー」の味は格別です。

関連エッセイ


「コーヒー生産者とコーヒーの関係」

紹介者:黒崎龍吾