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バッタの炒め物

料理名(日・英・現地語)


バッタの炒め物(日)
fried grasshoppers(英語)
ensenene(ガンダ語)

食されている国や地域


ウガンダ



この料理って?


ウガンダ人が揃って大好きなスナックです。5月と11月に旬を迎え、この時期になると街のあちこちでフレッシュな(生きたままのという意味で)バッタや、香ばしいにおいのする炒めバッタが売られるようになります。バスの中でも家でも、みんなポリポリと手づかみでバッタの炒め物を食べます。天然のバッタのみ収穫されるため、ウガンダの人にとってバッタは高級食材として認知されています。

材料 1~3人分


バッタRuspolia differens (Bennett et al.(1965)より)
300g

カレー粉
小さじ1/2

小さじ1

玉ねぎ
小1/2



調理手順


1) 足と羽を手でむしり取る。このとき、手に灰をつけて作業することで、バッタから出てくる油で手がベトベトになるのを防ぐことができます。

この時点では、まだ胴体が動いているバッタも見られます


2) 1)を水で洗う。
3) 温めた鍋にバッタを入れて、5分ほど置く。
4)  塩、みじん切りしたタマネギ、カレー粉を入れて、カリカリになるまで炒める。

完成品

フィールドメモ


バッタは夜間に収穫されます。光でバッタをおびき寄せ、斜めに傾けられたトタンのシートにバッタが乗ると、そのまま下の容器へ滑り落ちてしまい、二度と出ることはできない罠による罠猟なんだとか。
台車いっぱいに乗ったバッタはかなりの迫力があります。麻袋でくるまっていますが、生きたまま詰められているのに、袋を開けたとたんにたくさん飛び出してこないのが不思議なところです。


紹介者:浅田静香