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タンザニア風サモサ

料理名(日・英・現地語)


タンザニア風サモサ(日本語)
sambusa(スワヒリ語)

食されている国や地域


タンザニア


この料理って?


ひき肉とスパイスがたっぷり入った三角形の小さな揚げ物サンブーサは、インドでサモサと呼ばれるものと同じだが、タンザニアでは朝ごはんとして甘い紅茶(チャイ)と一緒に食べる。東アフリカ海岸地域は、古くからインドやペルシャとの交易がさかんだったが、そうした交流の結果、タンザニアに広まったのだろうか。今ではとてもポピュラーなタンザニア料理になっている。日本で手に入る材料で簡単に作ることができるので、ぜひ、熱々を食べてほしい。

材料(5~6人分)


春巻きの皮
7~8枚(7枚で14個、8枚で16個)

挽肉(牛肉での豚肉でも合挽でも)
200~300g

玉ねぎ
1/4個

じゃがいも
1個

1個

スパイス(クミン、ガラムマサラ、クローブ、シナモン、カレー粉などお好きなものを)
適量

生姜
少々

パクチーかパセリ(あれば)
少し

適量

塩・こしょう
適量



調理手順


1) 卵をゆでて、固めのゆで卵をつくり、みじん切りにする。

2) みじん切りにした生姜と玉ねぎ、挽肉、1センチ角に切ったじゃがいもを炒め、塩・コショウ、スパイスを入れて少し濃い目に味を付ける。

3)1)のゆで卵を2)に混ぜ、あればパクチーかパセリもみじん切りにして入れる。



4) 春巻きの皮を対角線に沿って半分に切る(1枚の皮から三角が2枚できる)

5)4)の短い2辺を向かい側へ折り曲げて小さな三角の袋をつくり、そこへ3)を適量入れる。残りの角を折り返して中身が出ないように水溶き小麦粉を付けて袋をとじ、三角にする。








6)5)を油で揚げる。中身は火が通っているので、皮がきつね色になれば完成。





フィールドメモ


朝から揚げ物は・・・と思う人もいるだろうが、スパイシーなサンブーサは食欲をそそり、甘いチャイとの相性も良く、朝からでも意外なほどにペロリと食べられてしまう。ライムをかけたり、ココナッツとライムを混ぜたものを付けたりして食べることもある。

紹介者:八塚春名