ケールの炒めもの

料理名(日・英・現地語)
ケールの炒めもの(日)
Kale(英)
Sukumawiki(スワヒリ語)
食されている国や地域
ケニア共和国
この料理って?
ケールはケニア共和国の広い地域で食べられています。スワヒリ語の「スクマウィキ(sukuma wiki)」という名前には「一週間を(なんとか)のりきる」といった意味があります。安くて栄養がある野菜ということで、主食のウガリのつけあわせとして多くの家庭で食されています。
材料 (8人分)
ケールの葉
400~500g
タマネギ
2~3個
トマト
4~5個
調理用あぶら
適量
塩
適量
水
適量
調理手順
1) ケールの葉のうち芯の部分をとりのぞく。
2) ケールの葉を細かく切る。

3) 鍋を火にかけてあぶらを入れる。
4) タマネギをこま切れにして、鍋に入れて炒める。
5) トマトを切って、鍋に入れて炒める。

6) ケールの葉を鍋に入れる。

7) 塩を鍋に入れてかき混ぜる。
8) 水を鍋に注いでから蓋をして蒸し焼きにする。

9) 途中、焦げないように2~3回水をつぎ足しながらかき混ぜる。

10) 全体に火が通ったら完成、ウガリとともに皿に盛る。

フィールドメモ
フィールドではもっぱら「スクマ」と省略して呼ばれています。塩で味付けされていますが、もともとの味(苦味もありますが)もなかなかに濃く、少量のスクマでたくさんのウガリを食べることができます。とはいえ、お皿に取り分けられるさいには、その量をめぐって「もっとよそって」「あいつのだけ多い」といったやりとりがくりひろげられます。
紹介者による関連エッセイ
「おやすみ」のまえの「おなかいっぱい」
紹介者:目黒紀夫