ヘビのスープ

料理名(日・英・現地語)
ヘビのスープ(日)
supu ya nyoka(Lingala)
食されている国や地域
コンゴ民主共和国
この料理って?
コンゴ民主共和国などのアフリカ熱帯雨林地域で食される。大蛇を豪快に捌き、ベフィリというニンニクの香りがする香草・塩・トウガラシで煮込む。肉の弾力とモツのやわらかさが印象的。ご飯にかけて食べる。
材料 (6人分)
ヘビ
800g~1kg
香草(ベフィリ=マメ科ジャケツイバラ亜科の植物:学名Scorodophloeus zenkeri)
適量
塩
適量
トウガラシ
適量
調理手順
1) ヘビの頭を落とし、モツを取り出しぶつ切りにする。

狩猟されたヘビ(Ikengeと呼ばれる種)

モツを取り出す
2) 鍋に水をいれ沸騰させる。
3) ぶつ切りにしたヘビの切り身とモツを沸騰したお湯に入れる。
4) ベフィリ・塩・トウガラシで味を整える。

香草ベフィリ(写真提供:木村大治氏)
フィールドメモ
コンゴ民主共和国ではサル・ワニ・カメなど様々な獣肉が流通している。なかでも最も美味しかったのがこのヘビのスープ。香草のおかげでヘビの臭みもなく、あっさりとしたスープにはモツの旨味がとけだしている。
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紹介者:高村伸吾