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ピマン

料理名(日・英・現地語)


料理名 ピマン

食されている国や地域


カメルーン(全土)

この料理って?


カメルーンの生唐辛子を、擂り潰したタマネギ・ニンニクとともに煮詰めてオイル漬けにしたもの。ありとあらゆるカメルーン料理に「ちょっと辛さが足りないな」と思ったときに使います。ゆで卵にたっぷり塗って食べても美味しい!

材料 (3瓶分)


カメルーンの唐辛子(もしくは生ハバネロ)
10個ほど

ニンニク
4~5粒

タマネギ
中1玉

適量

マギーキューブ(なければ醤油)
隠し味程度に適量

サラダ油
適量(2~3回しほど、多目に)



※辛さの好みによってタマネギの分量を調節してください。辛いのが苦手な人は、タマネギを多くしてください。

調理手順


※注意※
辛みに弱い人は、種を取り出す為にハバネロを切る際、手袋をすることをお勧めします。手が燃えるように熱くて痛くなります。また、切っている最中や水分を飛ばすためかき混ぜている最中は、深く呼吸をしないこと。喉を痛めます。
※おすすめ※
ピマンを入れる小瓶は、事前に煮沸消毒しておきます。こうすることで、冷蔵庫で保存すれば大体2ヶ月程保ちます。

1)ハバネロを半分に切り、中の種を取り出します。苦みを除くためです。
2)タマネギ、ニンニクをミキサーにかけやすい大きさに切ります。
3)ハバネロ、タマネギ、ニンニクを、それぞれ別々にミキサーにかけ(一緒にミキサーにかけると、後で水分を飛ばすときに時間がかかります)、鍋に入れます。
4)とにかくかき混ぜます。フツフツといってきたら、塩と醤油で味付けます。
5)水分を飛ばすため、かき混ぜ続けます。途中、味見をしながら味を整えます。
6)写真のように水分が無くなってきたら火を止めます。
7)最後にサラダ油を入れます。鍋の円周を2周りほど入れます。結構多めです。サラダ油を入れることによって蓋になるらしく、日持ちします。
8)瓶に分けます。

手崎①
日本で手に入る生ハバネロ。これだけの量でだいたい小瓶3瓶分。

手崎②
ミキサーにかけたハバネロ、タマネギ、ニンニクを鍋に入れてかき混ぜます。

手崎③
だいたいこれ位になるまで水分を飛ばします。

手崎④
最後に油を注ぎます。鍋2周分ほど入れます。

手崎⑤
煮沸消毒しておいた小瓶に入れます。


フィールドメモ


カメルーンのレストランにピマンを置いていないところは無い!といっても過言ではないくらい、ポピュラーな薬味。家庭でも作っており、北部出身者の家庭ではニンニク少なめ辛さ強め、リトラル出身者の家庭ではニンニク多め辛さ・塩気強め、中央出身者の家庭ではタマネギ多め辛さ控えめといったように各家庭の味が出るカメルーンの母の味♪


紹介者:手崎(NKOMU)雅代