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鶏肉のオディカ風

料理名(日・仏語)


鶏肉のオディカ風(日本語)、poulet à l’odika (仏語)

紹介する内容等が該当する国や地域


ガボンなどの中部アフリカ諸国

この料理って?


ガボンの代表的な料理。砕いてひいたブッシュマンゴー(学名:Irvingia gabonensis 和名:アフリカマンゴノキ)のナッツを加えると、とろみが出て香ばしく、肉との相性が抜群。鶏肉以外にもさまざまな肉が使われ、もちろんジビエ(獣肉)とも合う。ヤシ油とマギーブイヨンを使えば、さらに香ばしさがアップ。


材料 


鶏肉(もも肉)

タマネギ

ヤシ油

ブッシュマンゴー


マギーブイヨン

トウガラシ





調理手順


1)ブッシュマンゴーのナッツ(仁)を取り出し、砕いてつぶす。ナッツを取り出すのが大変な作業だが、すでに粉にしたものも市販されている。
2)タマネギをスライスして、鶏肉と一緒にヤシ油で軽く炒める。
3)タマネギと鶏肉に火が通ったら、水を入れてよく煮こむ。塩、マギーブイヨン、トウガラシで味をつける。
4) 1)で用意したものを加えて煮る。とろみが出てきたらできあがり。

フィールドメモ


ブッシュマンゴーの季節になると、人びとは森に出かけて採集活動にいそしむ。味がよいだけでなく、タンパク質と脂質を豊富に多く含んだ栄養源でもある。お米にも合うが、やはりマニョーク(キャッサバの粉をちまき状にしたもの)などと一緒に食べたい。ヤシ酒があればさらにうれしい。

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油たっぷりの魅力


紹介者:松浦直毅