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ンドレ


料理名(日・英・現地語)


ンドレ(日本語)、Ndole(バミレケ語、ベティ語、ドゥアラ語など)、Le Ndolé(フランス語)

食されている国や地域


カメルーン(特に,南部)

この料理って?


細かく刻んだンドレ(ンドレについての詳しい説明は末文参照)の葉っぱを,牛肉,鶏肉,エビや干し魚と一緒に,ピーナッツペーストで煮込んだもの。主食として,つけ合わせに茹でた(もしくは揚げた)プランテン・バナナがカメルーンでは人気。コメのご飯もよく合う。苦みのあるンドレは,日本人には少し大人の味。でも,カメルーンでは子どもも大好きな国民食。薬用植物のンドレを食べれば,健康になること間違いなし!


材料


ンドレの葉(ボール状にまとめられたもの、または乾燥させた葉)
ボール状のものなら3個ほど

牛肉,鶏肉,エビもしくは干し魚(お好みのもの)

落花生
300g以上

玉ねぎ
4玉位。半分は,みじん切り。残りはくし切りにする

ニンニク
3~4個

ショウガ
適量

ヤシ油もしくはサラダ油
適量

塩,コショウ,唐辛子,マギーブイヨン
適量



調理手順


1)下準備として,ンドレの葉の苦味を取る。
フード・プロフェッサーなどを使用してンドレの葉を細かく刻む。それを,塩をふった多めの水のなかで沸騰させ,苦みの出た熱湯は排水する。この作業を2-3回は繰り返す。その後,ボールにンドレを入れて冷水に浸し,強めの力でこねる。テニスボールサイズに丸く固めたら,乾燥させる。
*苦味が取ってあるンドレ・ラーベ(Ndolé lavé)のボール状の塊(市販品)を利用するときは,上記の作業は必要なし
2)フライパンで軽く炒ったピーナッツを,フード・プロフェッサーなどを利用してピーナッツペーストにする。玉ねぎ,ニンニク,ショウガをみじん切りにして,出来れば磨り潰しておく
3)先ほどの玉ねぎ,ニンニク,ショウガを鍋にいれ,ヤシ油で炒める。そこに,くし切りにした玉ねぎと一緒に煮込んでおいた牛肉と,ピーナッツペーストを入れて鍋底が焦げ付かないように混ぜながら,さらに煮る
4)鍋にンドレを入れ,塩,コショウ,唐辛子,マギーブイヨンで味付けをして,30分ほど煮込む
5)炊いたお米や茹でたプランテン・バナナと一緒にお皿に盛れば完成。仕上げにマギー・アロマという調味料や,ピリピリ(辛味調味料)をふりかければ,さらにおいしくなる。

フィールドメモ


ほろ苦い味がやみつきなるンドレは,健康食としても知られている。キク科のンドレ(Vernonia hymenolepis, Vernonia amygdalina, Vernonia colorata)は,カメルーンでは腹痛(下痢)や頭痛などの治療のためにも用いられる薬用植物。さらに,タンザニアのマハレに生息するチンパンジーも,腸内寄生虫の駆除といった薬用としてVernonia amygdalina の葉や髄を食用にしているという。ンドレは,アフリカの熱帯林に暮らす人と動物の健康と胃袋を満たしてくる植物だ。
最近では,ヨーロッパに移住するカメルーン人やナイジェリア人のために輸出され,パリのアフリカ人街であるChâteau Rouge駅周辺などで売られている。日本では入手が困難なので,ホウレン草で代替も可能だが,醍醐味の苦みがなくなってしまう。


紹介者:戸田美佳子

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